
葵区 MA様邸

M様が 当初より「無垢材でキッチンを製作する」事をお望みでした。ダイニング側は、引き出しや引戸にし、金属を使っていない為、すっきりとした食器棚に見えます。密集した住宅街に建つM様邸では リビングとダイニングをあまり広く取れません。オープンキッチンを計画されていた施工主様は、機能性よりも質感を重要視され、私どもが製作する「木のキッチン」の中でも特に木の質感にこだわった背の高い奥様のご希望に合わせたh=900のアイランドはまさに家の中の中心となって、家族の集まる場所となり得る、そんなキッチンではないかと思っています。

アイランドの反対側です。これらは、濡れた手で触っても大丈夫なようにステンレス製のハンドルを選びました。天板が無垢板の為、水仕事用にと一部を水切りとしたシンクは特注品です。シンク下はゴミ箱置き場として、また将来的には食洗機も置けるように計画されています。

壁側に置かれたレンジキャビネットです。こちらは、天板に1mm厚のステンレスを使用しています。キッチンを製作する際、設備機器に関しては特に制約はありません。メーカーと品番が分かれば、それに合わせて製作いたします。ここでは、リンナイ製w750ガラストップのガスコンロをセットしています。

ステンレスの天板はヘアライン仕上げのステンレスです。チェリー無垢材の温もりと無機質なステンレスが非常にバランスが良く、そしてO様のセンスの良さが光る素敵なダイニングキッチンになりました。

志太郡M様邸のオーダーキッチンです。使い始めてから2ヶ月経った頃撮影させて頂きました。2266mm×1100mm×900mmの存在感あるキッチンがフロアの司令塔のように位置しているので、キッチンに立つと、全てが見渡せます。木の梁、無垢の塗り床の部屋に置いた木のキッチンですが、天板にステンレスを使ったことで、全体のバランスが取れました。
打ち合わせに時間をかけ、細かな所まで話し合いを重ねて作られた、まさに施主様の思い入れの詰まったキッチンとなりました。とても気に入って頂けたようで、私共も非常にうれしく思っております。

天板には2m/m厚のステンレス(ヘアライン仕上げ)を使用。水栓はグローエのK4です。シンクの右下にナショナルの食洗機を装備しました。

ワゴンの上に内臓されたスライド棚(ステンレス板)を引き出すと、隣に設置したコンロキャビネットの高さと揃って、L型キッチンとして使用できるようになります。バーズにしては珍しく、可動できる ”仕掛け”ありのキッチンです。

ガスコンロは、最近では1番人気のS-Blink+do(ハーマン製)、見た目もかっこ良く、何より使いやすいそうです。

引き出せるワゴンを作りました。

ディスプレイ棚。
お子さんのレゴ作品やお気にいりを飾っています。